皆さんこんにちは。明日からバトエン大会が始まりますね。
今回はなんと、前回上位入賞しなければ手に入らなかった賞品が頑張れば誰でも手に入るようになっています!!
特にレジェンズフラッグ。 4~10位の人しかもらえなかったとても貴重な物が誰でも手に入る!!
11~100位の景品だったバトエンケースもお花を入れて花壇にしたりハウジングの幅が広がりますね。
前回景品目的で頑張った人は複雑な気持ちかもしれませんが、そんな人は少ないでしょうし皆さん頑張りましょうね!!
ところで、実は私、前回大会で9位になったバトエンランカーだったりします。 賞品の庭具目指して頑張った数少ないプレイヤーなのですよね。
おし、次はトロフィー目指せば良いってことだな。ガンバロー。
さて冒頭の写真、キノとキラパンが麦穂やキメラよりも小さく・・・何ていうか大きさが異常ですよね?
いや、むしろ麦穂とキメラが大きすぎるのか? いったいどれが正しいサイズなのでしょうか?
1.やり方
種明かしを先にしますね。
〇準備するもの
・「アストルティアの麦穂」のような、いわゆるアストルティア植物シリーズ・庭。
バザー、DQXショップ両方でありますよ。
・庭具が置ける段差がある場所(マイタウン、グレン住宅敷地境界、ジュレット白亜やうるわし地区の敷地境界etc)
※妖精の家の段差だと低すぎて使いにくいです。それと雲上や雪原地区、あと白亜だと7番地以外とかは色々浮き出たりするので注意。
〇説明動画
① アストルティア植物シリーズ・庭を段差の上に置きます。サイズは大きくしておきましょう。
② キャラを段差の下に移動しカメラの距離を最大まで離した後、地面のほうへ角度を傾けていきます。
③ ある程度傾けると植物が消えますがそのまま傾け続けるとまた表示されます。
④ あら不思議。キャラが小さくなっちゃった!?
2.仕組み説明
まずはおさらいから。
アストルティア植物シリーズ・庭のラグには透過背景の特性があります。以前の記事で書いたやつですね。
読んでない人もいると思うのでとりあえず、
・アストルティア植物・庭の地面部分は透過特性がある
・地面を透過してもキャラやエフェクトは影響を受けない
ってのをわかってもらえればOKです。影絵もできるよ!!
ただし、地面にしか透過特性は無いので穂や花と被ると不思議な画面になってしまいます。画像だと左のメイドさんとかですね。
ここから少し長くて小難しい説明
人間は物の大きさや奥行きを周りにある情報と比較して認識します。
少しやってみましょう
カメラに映る物は距離が近いほど大きく、遠いほど小さく映ります。
画像だと大きいセラフィ像の方が手前にあるとわかりますね。
さて、今の画像だと同じ物が並んでるので大きさから奥行きが判断できました。ですが全く別の物だとどうなるでしょうか?
大きさは同じくらいですが床の木目や影を見るとわかりますね。
では地面が無かったら?
・・・わからなくなったのではないでしょうか?
こんな感じに人は物の大きさを距離とか色とか周りにある物とかの情報と比較して判断してるんですよね。
周りに比較できる物がないと判断ができなーい。
勿論、元々ある固定概念・・・例えば「プクリポは小さい」とか「オーガは大きい」みたいなのからも判断したりもしますね。
で、こういう判断基準を逆手にとって遠近法とかガリバーによる小さくなるやつとかで色々錯覚させるとトリックアートができるわけです。
例えば、
(DQX写真コンテスト テーマ:春 プロデューサー:齊藤陽介 賞 題「春眠vs暁」 撮影者:ユヤ)
2014年の写真コンで遠近法を使用して斉藤P賞を受賞した作品。
これは小高い崖を利用してうまく調整していたりします。
ちなみにこちらは撮影された方が撮影方法等の解説記事も書かれているので興味ある方は是非読んでみてください。
リンク ⇒ 公式の写真コンテストにて賞を頂きました!
こんなこともできるよーってのを紹介したところで、元の画像に戻ってみましょうか。
画面上、小さいキノ&キラパンと大きいキメラ&麦穂があります。
一番手前の穂でキノ達の影が隠れているからキノ達は手前の穂よりも奥にいるようにみえますね。
そして、地面と続いたところにある穂があるのでそれよりも手前にキノ達はいるように見えます。
キメラは奥の穂に隠れているのでキノ達よりも奥側にいるように見えますね。
手前から、
穂1>キノ達>穂2>キメラ
みたいな順番
手前にいる(ように見える)キノ達よりも奥にいるキメラのほうが画面上は大きくみえるんだからキノ達は小さいはず。
キメラと同じくらいの穂はキノ達よりも大きいはず。
こんな風にいくつかの要素が合致して脳が錯覚しちゃうのです。
試しにキノ達を消してキメラだけにしてみましょう。
こうなるとただのドアップ写真にみえませんか?トリックアートって感じがしないですよね。
んまぁ、色々書きましたが地面の色揃えとか空中浮かせとかしたり、ガリバーや遠近法で大きさ整えて、何か比較できる物置けばそれっぽいものできますよー。
3.使用例
(DQX写真コンテスト テーマ:フォトライフ 運営チーム賞 題「小さなものたちの演奏会」 撮影者:エニクス)
以前応募したやつ。メルサンディで鈴虫達の演奏会をお月様が楽しそうに見ていた風。
この時のテーマ、フォトライフというのは「撮影テクニックを駆使した写真」という物。そのため、限界まで色々詰め込んでやるぞ!!というノリで撮影した1枚。
月周期、しぐさ、ネタ、etc色々詰め込めて自己満足度高かったけど、今見るとキャラが小さくなるのにフォーカス411にして幻想的にするのはさらに見難くなってよくないとか、左上のほうなんか広範囲型の庭具で埋めたほうよかったよなーとか反省点が色々浮かぶ辛さ。未熟。
ちなみに、この時の小澤さん賞が左のエル娘さんで青山P賞が右上のドワ娘さん、もっと言うと左のプクさんがさきほどリンク張った斉藤P賞の方だったりします。写真界はセマイナー。
メイキングで出した後ろから見た画像。まばらな場所で色んな事している集団の謎感凄いですね。
逆に言えば、同じ空間に沢山のキャラを配置できるので色々ネタ詰め込みたい人なんかに向いているのではないでしょうか?
ということで透過背景を利用した遠近法撮影の例でした。
ぶっちゃけ以前も似たようなの紹介しているのですが、マイタウンができたことによりどこでも庭具が置けるようになってこの技術の幅が一気に広がったので紹介したってとこですね。
さて、今年も残り1ヶ月。余裕があればもう1記事更新したいところですがバトエン大会があるのでたぶん無理でしょう。師走は忙しいのです。
なので次回記事は年越後になると思いますんで、来年も変わらずよろしくお願いします。
それでは今回の記事はここまで。また次回の記事でお会いしましょう。
(撮影協力 ビィオさん ありがとうございました)