じに:タカアキさん本日はありがとうございました。
ところでアスコン(アストルティア・プリンス/プリンセス コンテスト)は年々フィルターが増えたり皆さんの知識やスキルも上がり、もはやどう撮っているかすら想像もつかない激戦区ですがその中にあって「葬列」は衝撃的でした。
あの世界観にはどのようにしてたどり着いたんですか?
【イベント】七代目アストルティア・プリンス 決定!(2020/4/9)
タカアキ:葬列については、もともと鳥山先生のモンスターデザインが大好きで、家具も豊富にあるのでそれを使って何か撮りたいなと考えてました。
モンスター像の試し撮り中にある条件下で撮るとシルエットの中に目だけ浮かび出ることに気が付いて、不気味だけど少しコミカルな雰囲気がおもしろかったのでこれでいこうってなりました。
なので世界観は完全に後付けです。
でも、主役はウェディが良いかなとか、一人だと物語性が弱いかなとか、撮影してるうちにどんどんイメージが固まっていく過程がとても楽しかったです。
じに:アスコンありきの作品だったんですか?
アートもコンテストの写真もですが、完成イメージ(テーマ)ありきで作るんですか?それとも試したいテクとかが先行しますか?
タカアキ:モノによってまちまちですね。
葬列はテクニック優先でしたし、4コマ漫画コンテストはイメージスケッチを描いてから撮りました。
お絵かきハウジングはモチーフがありますが、細かい部分で新しい技術を試してたりします。
じに:あまり普通のハウジングしないとは仰るもののアスコンは基本、家で撮られてますよね。
なにかこだわりがありますか?
タカアキ:ハウジングでの撮影にこだわってるわけではありませんが、バトルフォトはタイミング合わせがシビアだし、フィールドフォトは天候や時間待ちが多くて忍耐が必要。
どちらも自分には不向きなので家でのセット組み撮影が主になってる感じです。
レイアウトなど、いろいろと細かいコントロールができるのが強みですね。
ただアスコンに限っては、家具を並べただけだと他の作品と似たり寄ったりになってしまうので、どこかで差別化を図るためのアイディアやテクニックが必要になるのかなと思ってます。
じに:ん~・・(王冠いいな・・)
精進します!改めて本日はありがとうございました!