みなさんこんにちは 木工職人になってポワン様の氷像を作っています。うまく大成功できるでしょうか?
・・・という写真を撮ってみました。勿論、木工職人は氷像なんて作れないし、ポワン様は凍っていません。
ではどういうことなのでしょうか?
視点を切り替えてみましょう
たゆとう水面投影機でうまくポワン像だけ照らしていたのですね。部屋が散らかっているのは仕様です。
やり方としては銀河のカーテンを8枚とたゆとう水面投影機を8枚ほど重ねて水色部分を透かしています。銀河のカーテンは表裏あるので注意。
こんな感じに透けてる物や隙間がある物越しに撮影することは透過とかフィルターと呼ばれています。正式名称があるのか知りませんので好きに呼べばいいと思います。
この技術を使うと他にも、
画面を白く染めて雪原の表現をしたり、雰囲気を出すのに色々応用が利く技術なのです。
というわけで、今回はこの透過について色々語っていきましょうか。
1.透過物の種類
透過物には2種類あります。普通の透過物と光透過物です
①透過物
色々並べてみました。
蚊帳月布団にプラネタリウム、スノードーム、セクシーバスタブ、ケーキのハートと色々透けていますね。
銀河のカーテンも一見透けてませんけが表についているカーテン部分が対象となります。
また、家具だけではなくお城の家のカーテンやエルフの羽、一部の装備品(写真だとラウルゴーグル)もそうですね。
透過物は重ねると色が濃くなっていき、徐々に見えなくなっていきます。
例として画像の蚊帳月布団が左から1個、10個、12個(黄と青を交互に重ね)となっています。
そして透過物にはもうひとつ特徴があります。
異なる透過物と透過物を同じ場所に重ねた時、
消失する場合があります・・・。不思議。
なお、直接重ねなくても視点角度を変更するだけでも割と起こる現象なのでこの類の家具を使ってハウジングする場合は注意が必要です。
ちなみに家具同士じゃなくても透過物同士なら何でもこの現象は発生します。サポ消失時とか。
後の項目で書きますが、濃い方が前面に表示されて薄い方が後ろに行った結果このように見えてるっぽいです。
たぶん仕様だけどパット見バグにしか見えないのが難点。
一応不具合報告はしてありますが写真コンでも昔から使われてるエフェクト消しの応用技術ですし、面白いのでこのままのほうがいいなーと個人的には思ったりしてます。
この仕様を逆手にとって
水槽の台座部分だけ使うとか魚だけ表示させるとかもできますよ。
②光透過物
銀河カーテンや後ろの穴のヤツとかは違いますがそれ以外は光透過物です。
重ねると強く発光し、複数の色を重ねると白くなっていきますね。
家具以外だとしぐさのゴールデンライトは勿論、右側の蝋燭なんかも該当します。
ステンドグラスは透けてないじゃん!! と思った方もいるかもしれませんが
表面に薄いですがあったりします。こういう家具わりと多い。
それ以外の性質については前回記事のファンタジーな光の法則に色々書いてますのでそちらをご覧ください。
2.表示優先度
カーテン、羽、ゴーグル・・・なんか色々不自然に浮き出てます。
こんな風に透過物関係は組み合わせ次第で浮き出たりでなかったりします。
基本的には、
透過物>光透過物
となっています。さらに言うとこの透過物が何の物かで優先度が更に有り、
キャラクター>フィールド>家具=庭具
となっています。
しかし、光については家具と庭具で判定違ったり、個別に特殊な物があったり色々あります。
ちょっと全部書くのは辛い物があるので、今回は使いやすい例を抜粋して紹介します。
・闇クリスタル種
これもステンドグラスのように表面が薄い光の膜で覆われています。それ越しに見ると、
こんな感じに紫がかった白で包まれます。1個2個なら別に他と大差ないのですが大量にクリスタルを重ねると、
真っ白な世界が広がります。しかし明らかに影響を受けてない物がありますね?
濃さによっても変わりますがキャラクター、透過物、エフェクト類(本読みヒストリカの木の葉とか)、一部のよくわからない家具(紫水晶の発光してない時)等が該当します。
これを利用して影絵を作ったり何も置かず白背景として利用して楽しめますね。
・たゆとう水面投影機
冒頭で使っていたものですね。
表示優先度が庭の光透過物と変わらない唯一の家具(たぶん)。
家具だと銀河カーテンのような幅広の透過物を置くことができるので扱いやすいです。横置きなので本体を隠しやすいのもグッド。
うまく隠せば遠目からだとぱっと見何もないように見えるので(画像はやっつけ)
何も知らない人を驚かせたりできますね。 コンシェルジュや宝箱を置いて近づくと凍る風演出なんてどうでしょう?
というわけで透過について色々と書きました。
今回はハウジング中心に書きましたが、仕組みを理解しているとフィールドでも同じ事ができますよ。
写真が撮るのが好き!! という方は色々探してみてはいかがでしょうか?
それではまた次回の記事でお会いしましょう。
おまけ
縦軸の物を手前に、横軸の物を奥に置いたときに透過するかの表。
ver4.2で新カメラ機能が来て色々変更ありそうだったり、調査ミス等ありそうなのでご了承ください。